報告記
第5回日韓友好脳卒中の外科会議—The 5th JKFC
長嶺 義秀
1
1広南病院脳神経外科
pp.772-773
発行日 1999年8月10日
Published Date 1999/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436901769
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第5回日韓友好脳卒中の外科会議(The 5thJapanese and Korean Friendship Conference onSurgery for Cerebral Stroke)は1999年5月22日,韓国済州(Cheju)島で開催された.会長は国立ソウル大学のDae-Hee Han教授である.前回は3年前,東北大学吉本高志教授会長のもとに仙台で開催された2).本来であれば昨年開催される予定であったが,諸事情で延期され,今回の開催となった.済州島は韓国のハワイとも呼ばれる風光明媚な韓国屈指の観光リゾート地である.友好会議は済州市にあるCheju Grand Hotelで行われた(写真1).
会議前日,まだ日没まで間のある夕刻7時,ホテル中庭にてwelcome receptionが華やかに幕を開け,参加する先生方が一堂に顔を合わせる最初の機会となった.芝生の上のテーブルには韓国自慢の料理が所狭しと並べられた.小生は5年前のPusanでの本会議にはじめて参加したが1),静かに幕を開けたPusanでの会議の印象とは対照的で,会議全般を通じて,新聞等で伝えられた韓国の経済危機を少しも感じさせないものであった.
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