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Corynebacterium group JK
奥住 捷子
1
1東大病院中検
pp.1209
発行日 1988年9月1日
Published Date 1988/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543204724
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Corynebacterium group JKは,compromised hostに重症感染症を引き起こすものとして注目を浴びている.
顆粒球減少時の白血病の患者の血液から長期間にわたり検出された多剤耐性のCorynebacteriumが,1976Handeらによって報告された1).その後,心臓外科患者の心内膜炎の原因菌として報告があり,また担癌患者の敗血症や創傷部,膿瘍などからの検出例の報告があり注目を集めた.CDC(Centers for Disease Control)での研究によりCorynebacterium groupJKとして1979年Rileyらによって発表された2).このときの試験菌株は95株で,その内訳は,血液53,尿生殖器11,髄液9,創傷4,肺病巣3,目2,腹膜2,股関節部9,その他6,不明3であった.
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