扉
効くはずの薬
米増 祐吉
1
1旭川医科大学脳神経外科
pp.1221-1222
発行日 1981年10月10日
Published Date 1981/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1436201407
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頭の良くなる薬は不老長寿の薬と同様に人間の切なる望みであるが,現在までのところ,まだまだ儚い夢のようである.
医療の社会化が進み,特に高齢者の医療費が無料となってから"医師が健康を支給する"かと勘違いする向きもあるようで,医療施設がそのような人で溢れつつあり,医療経済の破綻が心配されているが,必ずしも誇張ではないようである.
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