特集Ⅱ ミオパチーの疫学と臨床
多発性筋炎症候群
黒岩 義五郎
1
1九州大学医学部神経内科
pp.384-389
発行日 1965年7月25日
Published Date 1965/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431904187
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I.はじめに
多発性筋炎症候群(pohymyositis syndrome)とここに仮に総括した疾患群は,性臨床形態が多彩であり,その大きい問題としてはたして,(1)多発性筋炎と皮膚筋炎と同一のものであるか(2)またこれらの症候群と他の(いわゆる)膠原病との関係はどうかということである。
ここにこれらの問題を考えながら,臨床的な分析を行なつてみる。
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