Japanese
English
特集 脳血管性障害・II
内頸動脈閉塞症—(内科方面より)
Spontaneous Occlusion of the Internal Carotid Artery From the Viewpoint of Internal Medicine
鬼頭 昭三
1
S. Kito
1
1東京大学冲中内科
1Prof. Okinaka's Clinic, University of Tokyo, School of Medicine
pp.500-510
発行日 1961年9月25日
Published Date 1961/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431903931
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I.はじめに
内頸動脈閉塞症については当東大沖中内科教室では屡々学会その他に報告してきた1)〜11)が,本邦での症例も増し,自らの経験も重なるにつれて本症についての考え方,診断,治療の何れも著者には益々むつかしいものと思われてくるのである。現在では結論的なことが容易にいいにくいような状態であり,今後もどんどん変つてゆくにちがいない。この論文では内外の文献を参照にしながら自験例を中心として現段階での私見をまとめてみたい。
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