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特集 第40回 脳のシンポジウム
閉会の辞
Closing address
杉浦 康夫
1
Yasuo Sugiura
1
1名古屋大学医学系研究科・医学部
1Nagoya University Graduate School of Medicine, Department of Functional Anatomy & Neuroscience
pp.983-984
発行日 2005年12月10日
Published Date 2005/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1431100124
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- Abstract 文献概要
本日名古屋大学医学部で行われました第40回脳のシンポジウムに,ご参加頂きありがとうございました。名古屋大学医学系研究科長として,会の成功を心よりお祝い申し上げます。
本シンポジウムも神経科学の進歩に伴い,カバーする分野が広がり,技術的には遺伝子工学からPETによる研究まで,分子のレベルから生体でのイメージングまでがひとつシンポジウムで語られるようになってきました。かつて,脳の研究も解剖学,生理学,生化学など従来の学問領域に基づいた研究が主であった時代から見ると,今シンポジウムの40回の歴史が語るように隔世の感があります。これは1991年から推進されてきた「Decade of Brain」(脳の世紀)といわれた脳研究の推進による成果でもあります。
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