特集 目で見る標準治療—GATE frameによる図解がん薬物療法
Part2 目で見る乳がん薬物療法 in GATE frame
TCH(カルボプラチン+トラスツズマブ+ドセタキセル)療法—HER2陽性乳がん化学療法(初期治療)
野村 久祥
1
1日本医療研究開発機構臨床研究・治験基盤事業部
pp.306-307
発行日 2019年7月15日
Published Date 2019/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1430200421
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試験集団
研究のセッティング
国際臨床試験
適格集団
HER2陽性、リンパ節転移の有無は問わないT1〜T3の腺がん、乳がん患者
適格基準
HER2陽性患者、Karnofsky PS:80%以上、LVEFが正常、ANC:2,000/μL以上、Plt:100,000/μL以上、Hb:10g/dL以上、T-bil:1mg/dL以下、ASL、ALT:施設基準×2.5倍以内、CCr:60mg/dL以上、妊娠をしていない
除外基準
過去に乳がんに対して抗がん剤治療歴のある患者、アントラサイクリン、タキサン、プラチナ施行患者、乳がんに対する放射線治療歴のある患者、妊婦、授乳婦、進行再発乳がんの患者、NCI基準でGrade 2以上の痺れのある患者、心毒性がある患者、重度な病気のある患者、6ヶ月以内にホルモン治療を受けた患者
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