オール沖縄!カンファレンス|レジデントの対応と指導医の考えVer.2.0・76
家族に起こった呼吸困難の原因は?
笹原 弘道
1
,
上 若生
1
,
相澤 直輝
1
,
徳田 安春
2
1大浜第一病院
2臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄センター
pp.590-594
発行日 2023年5月15日
Published Date 2023/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429204291
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CASE 患者:57歳、男性。 主訴:呼吸苦、発熱。
現病歴:X年2月より労作時の呼吸困難および咳嗽を自覚し、経過をみていたが改善せず、日常生活動作でも呼吸困難感が出現した。X年4月に近医を受診し低酸素血症(SpO2 78%、室内気)を認めたため、当院救急外来に救急車で搬送となった。
既往歴:治療中の病気なし(医療機関を数年間受診していない)。
家族歴:母親がX-1年11月より呼吸困難、妹がX年3月より呼吸困難。
内服歴:特記事項なし。
アレルギー歴:特記事項なし。
生活歴:過去に喫煙歴あり(20代前半、数本/日)。飲酒は機会飲酒。無職(家事手伝い)。
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