特集 こんなところも!“ちょいあて”エコー—POCUSお役立ちTips!
【@在宅・緩和・教育】
⓱医学教育×エコー
小杉 俊介
1
1飯塚病院 総合診療科
キーワード:
エコー教育
,
身体診察
,
認定制度
Keyword:
エコー教育
,
身体診察
,
認定制度
pp.990-993
発行日 2022年8月15日
Published Date 2022/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429203859
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昨今、POCUS(point-of-care ultrasound)は日常的に行われている身体診察の一部とも捉えられるほどに普及してきており、超音波機器は聴診器と同じように、日常的に使用できるツールとなりつつある1)。そのため、北米を中心とした海外では、その教育が医学部卒前教育の段階で必要であると判断され、POCUSカリキュラムが導入されるようになってきている2,3)。
2014年の段階で、すでに全米の医学部の60%以上がPOCUSをカリキュラムに組み込んでいることが確認されており4)、2022年現在では、さらに多くの医学部がPOCUS教育に取り組んでいることが推定される。海外はもとより、日本でもエコー教育が注目されており、日本内科学会・日本救急医学会などを中心にPOCUSの普及が行われている。
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