“JOY”of the World!|ロールモデル百花繚乱・16
医師の仕事に広がりと可能性を
吉田 穂波
1
1神奈川県立保健福祉大学 ヘルスイノベーション研究科
pp.661-667
発行日 2021年5月15日
Published Date 2021/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429203173
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これからの時代に生きる女性医師は、実は最も自由で、クリエイティブな存在なのかもしれない。筆者が卒後20年の間に、自分を実験台にチャレンジしてきたことが、今、普通のことになっている。
私は医学部卒業後23年で、研修医→大学院→ドイツ・イギリス留学→総合診療医→ハーバード公衆衛生大学院→災害医療→公衆衛生医(研究・教育)→行政職・大学教員と、さまざまに場所を移し転身を重ねてきた(表1)。しかし、このキャリアは一筋の思いに貫かれている。その間に結婚し6人の子どもに恵まれ、4女2男の母でもある。
自分のオリジナリティはどこにあり、自分のユニークさは何なのか? 本稿を読みながら、見つけていっていただければと思う。
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