55歳からの家庭医療 Season 2|明日から地域で働く技術とエビデンス・38
—“家庭医脳”の育て方—Family Medicine and Difficult Teaching Issues
藤沼 康樹
1
1医療福祉生協連 家庭医療学開発センター
pp.527-531
発行日 2021年4月15日
Published Date 2021/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429203132
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プライマリ・ケア外来診療の教育に関するワークショップを、2021年初頭にリモートで行う機会がありました。今回は、そのワークショップのコンセプトを提示しようと思います。
現在、僕が関心をもっているのは、疾患の診断や治療に関する指導ではなく、これまであまり言語化されてこなかった領域に関する指導です。以下に、僕の(指導に関する)問題意識を反映したCaseをあげていきましょう。実際のワークショップでは、これらのCaseをめぐって、参加指導医に「どう指導するか?」をディスカッションしてもらいました。
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