特集 診断に役立つ! 教育で使える! フィジカル・エポニム!—身体所見に名を残すレジェンドたちの技と思考
—Frank徴候—寡黙にして雄弁な身体所見—No bedside, no research!
成田 雅
1
1沖縄県立中部病院 感染症内科
キーワード:
Frank徴候
,
diagonal earlobe crease
,
DELC
,
冠動脈疾患
Keyword:
Frank徴候
,
diagonal earlobe crease
,
DELC
,
冠動脈疾患
pp.1330-1334
発行日 2020年11月15日
Published Date 2020/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429202865
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耳朶の皺(earlobe crease)は、耳珠(tragus)から耳朶の最下部を結ぶ対角線上に生じ(図11))、「diagonal earlobe crease(DELC)」とも称される。米国の呼吸器内科医Sanders T. Frank(1938〜1997)(表12,3))が1973年に、本所見と「心血管系疾患」のリスク因子との関連を示唆する報告3)を行ったことから、Frank徴候とも呼ばれる。
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