特集 誌上Journal Club—私を変えた激アツ論文
【臨床編】
総合診療|「医学的判断を見誤らないことが常に一番えらい」ではなく、「やっぱし患者にいいことしようよ」—私の“医師アタマ”をやわらかくしてくれた1本
尾藤 誠司
1
1東京医療センター 総合内科
キーワード:
分かる
,
患者立脚型アウトカム
,
感情と問い
,
医学的正解と患者にとっての最善
Keyword:
分かる
,
患者立脚型アウトカム
,
感情と問い
,
医学的正解と患者にとっての最善
pp.528-531
発行日 2020年5月15日
Published Date 2020/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429202582
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❶激アツ論文との出会い
1990年に医師になった。それなりにやりがいがあった。診断に至る推論のアプローチを仲間たちと議論するのは楽しかった。臨床には「分からない」ことがたくさんあり、それを既存の知識のリソースで満たしていくことは、自分が日々成長していく過程を実感できる体験だった。
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