特集 —あなたのギモンに答えます!—循環器診療のハードルを下げるQ&A31
【高齢者・在宅患者 心不全】
Q31 後期高齢者・超高齢者の「循環器薬」の適応は? やめてもいいの? やめるとしたら、いつやめる?
山根 崇史
1
1西宮渡辺心臓脳・血管センター 循環器内科
pp.313-314
発行日 2019年3月15日
Published Date 2019/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201971
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「二次予防」あるいは「一次予防」として処方されている循環器薬(降圧薬、スタチン、抗血小板薬、抗凝固薬)に関しては明確な中止基準はない。だからと言って、「併存疾患」の多い超高齢者に対して、そもそも予防の必要性がどこまであるのか、そこにエビデンスなどはほとんどなく、個々の患者の背景に基づいてわれわれが個別に対応することが求められる。
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