特集 こんなときこそ漢方を!
【総論:漢方診療の達人は語る】
医師のあるべき姿を古典に学ぶ
佐藤 弘
1,2
1新潟医療福祉大学
2日本東洋医学会
キーワード:
自然治癒力
,
診療態度
,
治療評価
,
誤診
,
希望という名の薬
Keyword:
自然治癒力
,
診療態度
,
治療評価
,
誤診
,
希望という名の薬
pp.1612-1614
発行日 2018年12月15日
Published Date 2018/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201807
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はじめに
本誌26巻3号(2016年3月号)の漢方特集の「総論」(pp.198-201)に、松田邦夫先生(松田医院)が「古典にみる良医の姿」を執筆されている。先生は良医たちに共通することとして、「病人の診察治療に際し、ただひたすら良心を尽くす姿である。それは医師の務めであり、医術上達の秘訣である」と結んでおられる。
本稿では、松田先生とは少し観点を変えて、医師のあるべき姿を考えてみたい。
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