特集 オンコ・ジェネラリスト—「がん」に強い総合診療医をめざして
扉
東 光久
1,2
1福島県立医科大学 白河総合診療アカデミー
2白河厚生総合病院 総合診療科
pp.1186-1187
発行日 2018年9月15日
Published Date 2018/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201673
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
日本人の2人に1人が「がん」にかかると言われる時代、しかも、治らずとも長生きできるようになってきた。
おのずと、がんを抱えながら生きていく患者に、「総合診療医」が関わる機会も増えている。
がん医療の専門機関だけで、彼らを支えていくことは、量的にも質的にも難しい。
そこで、この機に「オンコ・ジェネラリスト」という言葉をつくってみた(p.1188)。
がん診療において、「総合診療」の出番は決して少なくない。
総合診療医に、がん診療において、これまで以上に力を発揮してほしい。
オンコ・ジェネラリストという言葉には、「がん患者の総合診療」を行う担い手として、ジェネラリストへの期待を込めた。
Copyright © 2018, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.