ジェネラリスト漢方Basics|東西2つの視点でアプローチ・4
「集中力が出て、勉強のできる花粉症の漢方薬をください」—体質を考えて処方する
岡部 竜吾
1
1伊那市国保美和診療所
pp.544-546
発行日 2018年4月15日
Published Date 2018/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201467
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ある治療が「良かった」と噂になると、それを聞きつけて別の患者さんが訪れる。そこに受験が絡んだりすると、さらに患者さんの真剣味が増す。そのような患者さんのなかには、一見さんも少なくはないのだが。
前回は「実証には攻める薬、虚証には補う薬」という漢方基本原則をもとに、漢方マニュアルの使い方をお示ししたが、今回は花粉症を例に考えてみたい。
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