What's your diagnosis?[180]
赤いブラッドオレンジジュースは偽物
横江 正道
1
,
久田 敦史
1
,
吉見 祐輔
1
,
末松 篤樹
1
,
宮川 慶
1
,
飛田 晶
1
,
野口 善令
1
1名古屋第二赤十字病院
pp.1610-1613
発行日 2017年12月15日
Published Date 2017/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201242
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病歴
患者:59歳、女性。
主訴:腹痛、発熱。
現病歴: 5日前に希死念慮があり、精神科病院を受診、任意入院した。亜混迷の状態で、経口摂取不良であった。体動は少なかったが、事故防止のため拘束されていた。徐々に尿量低下を認め、1日2回導尿をしていた。便秘もあり、昨日から発熱があり、本日になって39℃台が持続、下腹部に非常に強い圧痛が出現。疼痛の訴えがひどいため、救命救急センターでの対応が必要と考えられ、搬送依頼となり、救急搬送されてきた。
職業:無職。
生活習慣:特記すべきことなし。海外旅行歴なし、温泉旅行歴なし。
嗜好品:喫煙;なし、飲酒;なし。
家族歴:特記すべきことなし。
既往歴:58歳で脳梗塞(詳細不明)、今回はうつ病亜混迷で精神科病院に入院。高血圧・脂質異常・糖尿病なし。
内服薬:オランザピン、クロキサゾラム、ニトラゼパム(アモキサピン、フルニトラゼパムは前日まで内服)。
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