特集 うつより多い「不安」の診かた—患者も医師も安らぎたい
【実際編+誌上メンタリング】
—シーン❺“子育て”の不安を支える—「乳幼児健診で、発達に問題があるかもしれないと言われた。私の育て方が間違ってるの…?」
田辺 佳代子
1
1NPO法人まんま
キーワード:
共感
,
母親の精神疾患
,
ドメスティック・バイオレンス(DV)
,
虐待
,
診断前支援
,
子育て世代包括支援
Keyword:
共感
,
母親の精神疾患
,
ドメスティック・バイオレンス(DV)
,
虐待
,
診断前支援
,
子育て世代包括支援
pp.1214-1219
発行日 2017年9月15日
Published Date 2017/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201114
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Case
患者:母親(花子さん)・30歳、男児(愛称はるくん)・1歳6カ月・第一子。
現病歴:母親が「感冒」を主訴として、かかりつけの診療所を男児同伴で受診。男児が待合室で走り回っているので、事務員が親身に声かけをし落ち着いたところ、「私の育て方が間違っているのでしょうか? 乳幼児健診で発達に問題があるかもしれないと言われたんです」と話し始めたため、診療時に話を聞くことになった。
Copyright © 2017, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.