55歳からの家庭医療|明日から地域で働く技術とエビデンス・8
—家庭医の臨床診断の技芸2(JOY of DIAGNOSIS, revisited)—DIAGNOSTIC ERROR in FAMILY MEDICINE
藤沼 康樹
1
1医療福祉生協連 家庭医療学開発センター
pp.1129-1133
発行日 2017年8月15日
Published Date 2017/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429201082
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どうすれば「診断エラー」を防げるか
プライマリ・ケア外来中心の仕事をしている家庭医に対して、紹介先や専門科から「診断」の“間違い”や“遅れ”が指摘されることがあります。「一刻を争う疾患なのに、まず一歩が出遅れているのではないか」「重大な所見があるのに、なぜ見落としているのか」といった批判が、特に病院や専門医から投げかけられることも多いものです。
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