特集 これがホントに必要な薬40—総合診療医の外来自家薬籠
【スペシャル・アーティクル】
CaseとQ&Aで学ぶ「ジェネリック医薬品」
水 八寿裕
1
1株式会社 実務薬学総合研究所
キーワード:
一部負担金
,
高額医薬品
,
オーソライズド・ジェネリック
,
スーパージェネリック
,
効果・効能の違い
,
オレンジブック
Keyword:
一部負担金
,
高額医薬品
,
オーソライズド・ジェネリック
,
スーパージェネリック
,
効果・効能の違い
,
オレンジブック
pp.343-346
発行日 2017年3月15日
Published Date 2017/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429200831
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Case1
患者:63歳、男性。血圧が少し高いが健康。
処方:妻が病気で入退院するようになり、エチゾラムの先発品(デパス®錠)0.5mgを、必要時は就寝前に服用している。
昨今の医療事情を説明して「ジェネリック医薬品(後発医薬品)でも一緒の効果ですよ」と話し、薬局でも説明を受けてもらったが、変更してもしなくても自己負担金は変わらないという結果だったので、「安心感」を優先して先発品を継続することを患者さん自身が選択した。
薬価:
◦先発品:デパス®錠0.5mg=9.0円/錠
◦後発品:
エチゾラム錠「SW」0.5mg=6.3円/錠
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