特集 選定療養・評価療養制度のこれから
選定療養・評価療養制度の目的と課題
選定療養・評価療養制度の課題
原 祐一
1
1日本医師会総合政策研究機構
キーワード:
選定療養・評価療養
,
混合診療
,
高額医薬品
,
公的医療保険
,
現物給付
Keyword:
選定療養・評価療養
,
混合診療
,
高額医薬品
,
公的医療保険
,
現物給付
pp.575-579
発行日 2022年7月1日
Published Date 2022/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541211716
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■はじめに
選定療養・評価療養が制度化されている理由は,本邦が公的医療保険を現物給付という形で実施していることに関連している.従って,本稿で選定療養・評価療養を検討するに際し,公的医療保険制度と混合診療を論じたのちに,選定療養・評価療養の経緯を振り返り,混合診療全面解禁論者の論点,近年の超高額医薬品の開発と評価療養のバランスなどを検討していきたい.
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