Dr.徳田と学ぶ 病歴と診察によるエビデンス内科診断・16
手のふるえ─パーキンソン病か?
徳田 安春
1
1地域医療機能推進機構(JCHO)本部
pp.1138-1141
発行日 2015年12月15日
Published Date 2015/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429200417
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徳田:みなさん,こんにちは.この連載では「臨床疫学」を用いた診断ロジックを学びます.症例に基づきながら,レジデントのみなさんとの対話形式で進めていきます.
今回のケースは,「手のふるえ」感を主訴とする患者さんです.手のふるえの原因には,さまざまな鑑別疾患があります.高齢人口の増加によって「パーキンソン症候群」が増えていますので,その診断と治療に習熟することは重要です.
では,今回の症例をみてみましょう.
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