Dr.徳田と学ぶ 病歴と診察によるエビデンス内科診断・6
呼吸困難の診断 その3─肺塞栓?
徳田 安春
1
1地域医療機能推進機構(JCHO)研修センター
pp.172-176
発行日 2015年2月15日
Published Date 2015/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429200088
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徳田:皆さん,こんにちは.この連載では臨床疫学的アプローチを用いた診断プロセスを学んでいきます.症例に基づきながら,レジデントの皆さんとの対話形式で進めていきます.前回に引き続き,今回も呼吸困難の患者の症例から,近年,頻度が増えている肺塞栓症(pulmonary embolism:PE) の診断について考えていきます.この疾患の重症型は,重篤度と緊急度の高い疾患ですね.
では,症例の病歴と身体所見をもう一度みてみましょう.病歴と診察を中心に,呼吸困難が診断できるようになることが学習目標です.
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