書評
内科レジデントの鉄則 第2版
川島 篤志
1
1市立福知山市民病院・総合内科
pp.476
発行日 2012年9月15日
Published Date 2012/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1428100624
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後期研修医や指導医にも熟読してもらいたい良書
先日,お薦め本を紹介しあう機会があり(当院のブログに掲載),「病棟で困りそうなことが詳しく載っている」という声が挙がる本があった.地方の地域基幹病院で病院総合医を継続し,さらに病院総合医を育てる立場でもある自分にとっては必読書!と,前から気になっていたが,自分自身のために読むのがちょっと気恥ずかしい感じがあった.が,今回,その本の書評を書かせていただく機会をいただいたので堂々とワクワクしながら読ませてもらった.
この本を知らない人へこの本の魅力を伝えると,まず項目立てが面白い.「当直で病棟から呼ばれたら」「内科緊急入院で呼ばれたら」「病棟で困ったら」である.このキーワードにピンとこない若手医師(レジデント)はいないはずである.
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