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特集 肝細胞胆道系MRI造影剤のインパクト
肝細胞胆道系MRI造影剤による診断
②肝細胞癌
Gd-EOB-DTPA enhanced MR imaging of hepatocellular carcinoma
斎藤 聡
1
Satoshi SAITOH
1
1虎の門病院 肝臓科
1Department of Hepatology,Toranomon Hospital,Tokyo
キーワード:
肝細胞癌
,
早期肝細胞癌
,
Gd-EOB-DTPA
Keyword:
肝細胞癌
,
早期肝細胞癌
,
Gd-EOB-DTPA
pp.503-511
発行日 2009年9月15日
Published Date 2009/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1428100189
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要旨
肝細胞特異性造影剤であるGd-EOB-DTPAは約60%が尿中から排泄され,約40%が肝細胞に取り込まれ,胆汁中に排泄される新しいタイプの造影剤である.従来の血流診断に加えて,肝細胞機能の画像化が可能な造影剤である.また,MRI装置の進歩も著しい.新しい装置と造影剤の組み合わせから,肝細胞癌の診断に関する有用性について既存の血流動態,クッパー細胞機能による各種画像診断と比較した.
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