技術講座 超音波技術の新しい展開
肝血流の治療評価
浅野 朗
1
1北里大学東病院消化器内科(荻窪病院内科)
pp.127-133
発行日 2002年1月15日
Published Date 2002/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427900382
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●はじめに
超音波技術の発展には目覚しいものがある.Bモード画像だけでは,診断し得なかった血流情報が,超音波カラードプラ法(Color Doppler Ultrasonography;以下CD-US)およびパワードプラ法により得られるようになった.そして造影エコー法の登場により,これらの所見をより増強させることができるようになった.造影超音波は,血管造影にも相当する検査を,より侵襲の少ない方法で可能にした.造影エコー法の開発は,セカンドハーモニックイメージング法の開発をもとに発展したものである.
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