Japanese
English
特集 MRCPの有用性と限界
MRCPでわかる膵・胆道系の解剖学的異常
Anomalies and Anatomic Variants of the Pancreas and Biliary Tree:Diagnosis with MR Cholangiopancreatography
津野田 雅敏
1
,
赤木 史郎
1
,
戸上 泉
1
,
平木 祥夫
1
Masatoshi TSUNODA
1
,
Shirou AKAKI
1
,
Izumi TOGAMI
1
,
Yoshio HIRAKI
1
1岡山大学医学部放射線医学教室
1Department of Radiology, Okayama University Medical School
キーワード:
膵臓
,
胆管
,
MRCP
Keyword:
膵臓
,
胆管
,
MRCP
pp.545-552
発行日 2000年9月15日
Published Date 2000/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427900212
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いまやMagnetic resonance cholangiopancreatogra-phy(MRCP)は,非侵襲的な膵・胆道系のスクリーニング検査として,多くの施設でルーチン検査として施行されつつある.適応症例が急速に拡大していく一方で,従来はERCP(endoscopic retrograde cholangiopancreato-graphy)や術中造影などの直接造影でしか捉えることのできなかった膵・胆道系の解剖学的異常も,日常診療の中で多く遭遇するようになってきた.これらの解剖学的評価は,外科的手術や膵・胆道系インターベンションにおいても重要であり,MRCPで診断可能な膵・胆道系の解剖学的異常およびその限界について解説した.
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