State of the Art
体外式超音波検査で進展度ならびに血流評価が可能であったVater乳頭部癌の1例
山下 奈美子
1
,
平井 都始子
1
,
丸上 永晃
1
,
中島 祐子
2
,
伊藤 高広
2
,
弓場 文麿
1
,
吉田 美鈴
1
,
齋藤 弥穂
1
,
上野 正嗣
3
,
中島 祥介
3
,
大石 元
1
1奈良県立医科大学附属病院中央内視鏡・超音波部
2奈良県立医科大学附属病院放射線科
3奈良県立医科大学附属病院消化器外科
pp.173-176
発行日 2007年3月15日
Published Date 2007/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427100564
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患者 80歳代前半,女性.
主訴 発熱,上腹部痛.
既往歴 74歳時,肝内結石に対し肝外側区域切除.
現病歴 1か月前より発熱,上腹部痛を自覚し近医を受診.CT,USで肝内胆管拡張と膵管拡張を指摘されたため,精査加療目的で当院消化器外科入院となった.
入院時検査成績 AMY823IU/l,ALP622IU/l,g-GTP97IU/l,CA19―9 44U/mlと上昇を示していたが,他のデータには異常値を認めなかった.
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