Japanese
English
特集 肝囊胞性病変―画像と病理
間葉性過誤腫
Mesenchymal Hamartoma of the Liver
相良 佳子
1
,
清末 一路
1
,
森 宣
1
,
近藤 能行
2
Yoshiko SAGARA
1
,
Hiro KIYOSUE
1
,
Hiromu MORI
1
,
Yoshiyuki KONDO
2
1大分医科大学放射線科
2大分医科大学病理学第一
1Department of Radiology,Oita Medical University
2The First Department of Pathology,Oita Medical University
キーワード:
間葉性過誤腫
,
小児肝腫瘤
,
囊胞性肝腫瘤
,
CT
,
MRI
Keyword:
間葉性過誤腫
,
小児肝腫瘤
,
囊胞性肝腫瘤
,
CT
,
MRI
pp.77-81
発行日 2003年1月15日
Published Date 2003/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1427100516
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要旨 間葉性過誤腫(mesenchymal hamartoma)は主に乳児期にみられる稀な囊胞性肝腫瘍である.新生物というよりむしろ発達奇形と考えられており,形態的には線維性の硬い実質と大小の囊胞によって構成される.実質と囊胞の両者の割合は症例により異なり,ほとんど実質性のものから大きな囊胞を多数示すものなど様々な型がみられる.画像所見はその特徴的なマクロを反映した様々な所見を呈するため,腫瘍の本態を知ることにより,画像を理解することが可能となる.
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