特集 脳とフローラ
扉
pp.593
発行日 2016年6月1日
Published Date 2016/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416200445
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特集の意図
近年,脳と腸との関連に注目が集まっている。パーキンソン病に便秘の症状が認められるように,脳と腸とが自律神経で強く結びついていることは知られていたが,現在では腸の状態がさまざまな精神疾患,神経疾患の発症に関わることが示唆されている。そのメカニズムにおいてスポットライトを浴びているのが腸内フローラである。治療へとつながる可能性にも満ちた,腸脳連関にまつわる最新の研究結果をお届けする。
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