学会印象記
American Academy of Neurology 2015 Annual Meeting(2015年4月18〜25日,ワシントンD.C.)
竹下 幸男
1
1山口大学大学院医学系研究科神経内科学
pp.1162-1163
発行日 2015年9月1日
Published Date 2015/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1416200277
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学会概要
2015年4月18〜25日まで米国ワシントンD.C.で開催された第67回米国神経学会年次総会(AAN)に出席してきました。皆さんご存知のとおりAANは北米最大級の神経領域学会の1つです。例年,世界中の100を超える国と地域から神経内科医や研究者が集まり,最新の基礎研究や臨床研究が発表されます。特に今年度は約3,300題の抄録応募があり,その中から厳選された約2,500題の口演やポスター発表がありました。山口大学からは私を含め3題が演題として採択されました。
メイン会場のWalter E. Washington Convention Centerは,ワシントンD.C.の中心地にありアクセスは良好でしたが,内部には約30の会場が設けられており,地図なしでは目的の会場にたどり着くのは困難なほど巨大でした(写真1,2)。学会期間の前半は主に臨床トレーニングコースで構成され,後半は学術発表がメインとなっていました。連日早朝6時半から口演発表(ポスター発表は7時半)がスタートし,19時頃までさまざまな分野から発表が続きました。早朝から始まるため,ホテルからの移動に多少苦労しましたが,時差ボケの調整には役立ちました。
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