報告記
AADE2014 医療制度改革にゆれる糖尿病教育
森川 浩子
1
,
大石 まり子
2
,
黒江 ゆり子
3
1福井大学医学部看護学科
2大石内科クリニック
3岐阜県立看護大学大学院看護学研究科
pp.348-350
発行日 2015年4月15日
Published Date 2015/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415200137
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2014年8月6〜9日,フロリダ州オーランドで,第41回AADE(米国糖尿病教育者協会)年次集会が開催された.学会テーマは「Refresh. Recharge. Renew」であり,フロリダの輝く太陽のもと,「現状を見直すことで,新たな段階へ」というポジティブなメッセージが掲げられた.
年次集会会長を務められたジョアン・バードスレー(看護師)は,ハーバード大学附属ジョスリン糖尿病センターでの臨床実践の後に,ジョージワシントン大学で経営学修士号を取得し,医療政策や経営戦略に精通している.また,プログラム委員長には,IDF(国際糖尿病連合)の研究プロジェクト代表であるリンダ・シミネリオ(看護師)が担当され,「糖尿病患者が抱える問題に,現状の糖尿病教育の体制で対応できているか?」との問題提起がなされた.
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