増刊号特集 患者さんの問題解決! 糖尿病食事療法
Ⅰ患者さんの問題に応える
【わかっていてもできない問題】
甘いものに目がありません
小野 百合
1
1小野百合内科クリニック
キーワード:
①糖尿病
,
②行動変容
,
③食事療法
,
④コーチング
,
⑤前熟考期
Keyword:
①糖尿病
,
②行動変容
,
③食事療法
,
④コーチング
,
⑤前熟考期
pp.700-703
発行日 2014年10月15日
Published Date 2014/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415200006
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症例 64歳 女性
現病歴:1994年,偶然,糖尿病を指摘された.この時すでに単純性網膜症と早期腎症,神経障害を有していた.経口薬にて治療されていたが,コントロールは不良であった.2004年5月より当院通院中である.糖尿病のほか,高コレステロール血症,高血圧症も有していた.
現症:身長158cm,体重77.4kg,BMI 31.0.網膜症;増殖型.持続性蛋白尿,神経障害(+).空腹時血糖195mg/dL,HbA1c 8.4%,血清クレアチニン0.87mg/dL.
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