―学会報告記―第45回EASDシンポジウム

　去る，2009年9月29日から10月2日にかけて，ウィーン(オーストリア)にて45th. EASD annual meetingが開催された．ヨーロッパ糖尿病学会とは言えども，ヨーロッパのみならず，米国やアジアからの参加も多く，約17,250人の参加があったと発表されている．しかし，その2週間後にモントリオールにてIDFが開催されることもあり，前回(ローマ)の開催よりも参加者は減少した．

　30日からの一般演題に先駆け，29日には各分野に渡る14題のシンポジウムが開催された．一般演題開始前ということもあり，日本からの本シンポジウムへの参加者が少なかった為，聴講することのできた下記2つのシンポジウムの内容を共有すべく，参加記を本誌に寄稿することとした．