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チームでBrush Up 糖尿病診療
服の上から注射をしたいという患者への対応
Instructions for injection through the clothes
朝倉 俊成
1
1太田西ノ内病院薬剤部
pp.100-101
発行日 2005年1月15日
Published Date 2005/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100635
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Case 服の上から注射したいという希望を持つ患者
患者:NH,女性,32歳,会社員,1型糖尿病,HbA1C 7.5%.
現在,競馬の馬券売り場にて勤務.インスリンは速効型インスリン製剤を朝食前12単位,昼食前16単位,夕食直19単位.中間型インスリン製剤を就寝前12単位注射している.今回,速効型インスリン製剤をインスリン・アスパルト製剤に変更するために自己注射指導を行った.勤務中(昼食前)の注射で,「お昼は窓口の込み具合で摂るタイミングが異なるために注射が思うように打てない」,「注射するためにそのためにトイレに行くことはできないので服の上から注射したいが大丈夫か」という悩みを抱えていた.
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