Japanese
English
Diabetes Clinic クリニックでできる運動指導
糖尿病療養指導における運動教育指導による動機づけ
Motivation of exercise therapy for patient with diabetes mellitus
今井 優
1
1医仁会武田総合病院疾病予防センター
キーワード:
糖尿病教育
,
運動講話
,
運動実技指導
Keyword:
糖尿病教育
,
運動講話
,
運動実技指導
pp.365-368
発行日 2003年5月15日
Published Date 2003/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100404
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
Case
運動教育指導のポイント
当院の糖尿病教育指導には,糖尿病教育入院,糖尿病教室がある.運動指導士は医師,看護師,薬剤師,管理栄養士とともに両プログラムに参加している.糖尿病の治療には,食事療法,運動療法といった一般治療が基本とされている.さらに改善しない場合は,経口薬やインスリンの使用が考慮される.しかし,この場合でも,食事・運動療法は治療の基本であり継続する必要がある.糖尿病療養には,教育入院や教室が一般的に行われる.しかし楽しいプログラムでなければ役に立たない.運動指導の場合,楽しく学習してもらうために運動を実践する場合があるが,その時だけの運動にならず,運動継続が大事である.このような場合には,運動講話による噛み砕いたアドバイスが必要である.
Caseの教訓:何気なしに運動するのではなく,意識して行うことを楽しく伝える.
Copyright © 2003, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.