Japanese
English
特集 検査はどこまでやるか
Case Discussion
検査はどこまでやるか―病診連携の上手な方法
How to act in smart concert with hospitals nearby your clinic
小牧 卓司
1
,
上久保 啓太
2
,
五島 英一
3
,
松井 郁雄
4
,
内潟 安子
5
1小牧内科クリニック
2上久保内科クリニック
3五島医院
4松井医院
5東京女子医大糖尿病センター
pp.175-186
発行日 2003年3月15日
Published Date 2003/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100373
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
このCase Discussionで,糖尿病診療において検査結果を有効に生かすためのヒントを解説していただくとともに,クリニックの医師の方々に向けて,検査はここまで行えば十分である,こうなったら専門医療機関にコンサルトする,という情報を提供したいと思います.限られた時間と医療費の中で,よりよい医療連携を行っておられる先生方に,日常診療で実際にどのように検査を行っておられるか,具体的にお話し合いいただきました.
Case 1(Box 1)
小牧 42歳の男性で,身長173 cm,体重70 kgですから,BMIは23.4で,少し肥満ぎみ.28歳のときの80 kgが最高体重で,このときに糖尿病を発症して,その後体重は急激に低下して一番低くなった時は53 kgまで落ちました.
Copyright © 2003, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.