Brush Up! CDE―ワンランク上の糖尿病療養指導
Part 1 Brush Up! CDE
食事療法
低血糖時の補食の決め方―どんなものをどれくらいとるか
南 昌江
1
1南 昌江内科クリニック
pp.154-157
発行日 2006年2月15日
Published Date 2006/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1415100064
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Case
低血糖時に症状が収まるまで菓子を食べ,その後高血糖を繰り返す1型糖尿病女性
19歳,女性
9歳時に1型糖尿病を発症.発症時,インスリンはペンフィル(R) 30Rの2回注射.12歳から4回注射.現在朝:ペンフィル(R) R8,昼:ノボラピッド(R) 6+ペンフィル(R) N6,夕:R8,眠前:N10.HbA1C 8%前後.夜間に低血糖症状(冷汗,動悸)で目が覚めることが多く,チョコレート,ビスケット,アイスクリームなどの菓子を症状が収まるまで食べる.翌朝,高血糖のことが多い.
このような患者にどのようなアドバイスをしたらよいだろうか?
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