総合外来
持続性に血清CK単独高値を呈する2例―免疫グロブリン結合CKとミトコンドリアCK
赤真 秀人
1
,
南家 由紀
1
1東京女子医科大学附属膠原病リウマチ痛風センター
pp.1026-1027
発行日 1997年12月15日
Published Date 1997/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414902325
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酵素結合性免疫グロブリン症候群1)とは,血清中の酵素が免疫グロブリンと高分子複合体を形成して,活性値異常を示す病態である.今回,血清CK (CPK)値が持続性に上昇した患者で,CK結合性免疫グロブリンを証明した1例を経験した.さらにミトコンドリアCKを認めた1症例も経験したので,その両者を紹介する.
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