増刊号 緊急検査実践マニュアル
各論
1.生化学検査
10)CK,CK-MB,LD 臨床編
佐藤 和義
1
,
上松瀬 勝男
1
1日本大学医学部第2内科
pp.740-742
発行日 1999年6月15日
Published Date 1999/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1543903842
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クレアチンキナーゼ(CK)とCK-MB
1.検査の意義と目的
血清クレアチンキナーゼ(CK)は,骨格筋・心筋・脳・平滑筋などの臓器に含まれる酵素で,現在,急性心筋梗塞や進行性筋ジストロフィーの診断,治療効果判定に広く用いられている.また,アイソエンザイム分析を併用することにより両者の鑑別が可能となり,臨床的意義が増している.
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