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特集 診察の守備範囲をひろげる
特別な器具を用いる診察法
耳痛―特に中耳炎について
Otalgia due to Otitis Media
井上 和男
1
1本川村国保診療所
pp.712-714
発行日 1994年8月15日
Published Date 1994/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901259
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■外来で耳痛を訴えて来る場合,急性中耳炎,外耳道炎,外耳道内異物,耳介炎,顎関節炎,耳以外からの放散痛などがある.症例数からいえば中耳炎が多い.
■必要器具:耳鏡,音叉,微細鉗子,ブリューニングス(Brünings)拡大耳鏡,鼓膜切開刀,Politzer通気球,オトスコープなど(図1,J1).
■必要薬剤:抗菌薬ないし抗菌薬点耳液(筆者はタリビッド点耳液を使用),ステロイド点耳液(筆者はリンデロンA耳科用液を使用),8%キシロカイン(J2),抗菌薬内服薬(J3).
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