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特集 直腸診を見直す
診察法
直腸診の診察法―外科の立場から
Rectal Examination from Standpoint of Surgery
升森 茂樹
1
1野垣病院肛門科・外科
pp.220-222
発行日 1994年3月15日
Published Date 1994/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901121
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■外科的立場での直腸診は,肛門から直腸領域(腹膜反転部まで約10cm)の指触診による諸病変の発見とその病変部の確認が肛門鏡下に行われる1)2).
■その際直腸内の便内容の異常などから隠れた大腸内疾患の存在も示唆される.そのため系統的な手順での診察を行う必要がある3)(表1).
■簡単な器具と用具での診察から多彩な病変がチェックされる.このように「一を知って十を知る」諺のとおり優れた診察法は十分活用すべきである.
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