ティアニー先生のBedside Teaching
髄液検査までに時間がかかり過ぎる!
堀木 紀行
1
,
青木 眞
1
1聖路加国際病院内科
pp.183
発行日 1994年2月15日
Published Date 1994/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901111
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症例
「症例は尿路感染症にて泌尿器科に入院された公認会計士の75歳男性です.68歳時膀胱癌にて経尿道的腫瘍切除術を受け,以後再発予防のため定期的にマイトマイシンによる膀胱内注入療法をされていたのですが,入院2日前より全身倦怠感出現.また,毎日欠かさず付けていた日記をこの日から付けなくなったとのことです.入院当日より38℃台の発熱が出現し泌尿器外来受診.尿路感染症を認め入院となりました.
既往歴は65および68歳時に膀胱癌,家族歴に特記すべきことありません.
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