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特集 下肢病変を診る
外来マネージメントの要点
足周囲の変形,痛み―痛風,陥入爪,鶏眼,外反母趾
Deformities of the Feet
今 明秀
1
1公立野辺地病院外科
pp.1096-1098
発行日 1993年12月15日
Published Date 1993/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901036
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■痛風は第1中足趾節関節の激烈な疼痛・発赤・腫脹,高尿酸血症の持続から診断は比較的容易である.治療は急性発作時はコルヒチンと大量非ステロイド系抗炎症剤併用.間欠期はユリノーム,ウラリットU内服と食事療法を行う.合併症の腎障害の予防が重要である.
■陥入爪の手術は爪母を鋭的に切除し,爪床に針糸を通す児島の方法がよい.
■鶏眼と足底疣贅は治療法が違う.後者はスピール膏禁忌である.
■外反母趾の保存的治療法は,裸足で過ごす時間を長くすること.
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