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特集 外来でみる関節痛
関節痛の鑑別診断
Differential Diagnosis of Joint Pain
奥 和美
1
1七川記念榊原リウマチ病センター内科
pp.802-806
発行日 1993年9月15日
Published Date 1993/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900949
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■関節痛は関節および関節周囲組織の痛みで,その部位に病変が存在する場合や全身性疾患の一病変として認められる場合がある.
■関節痛を訴える患者が来院した場合,1)性別・年齢,2)経過,3)炎症の有無,4)罹患関節の数,5)罹患関節部位,6)関節の変形などを調べることが鑑別診断上重要である.
■関節痛の原因は多岐にわたるため,その診断に際しては詳細な問診と臨床検査(血液,関節液検査,X線検査,組織検査)を総合して行うことが大切である.
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