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特集 体腔液貯留の臨床―胸水,腹水,心のう液
各疾患への対応
悪性腫瘍による胸水
Pleural Effusion in Malignant Disease
半井 一郎
1
1国立東京第二病院呼吸器科
pp.320-321
発行日 1993年4月15日
Published Date 1993/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900800
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- Abstract 文献概要
■胸水貯留は通常胸部X線立位正面像で確認する.少量の時は立位側面像,側臥位正面像,CT,エコーも有用である.
■胸水穿刺は座位で透視下またはエコー下に行うことが望ましい.
■胸水の性状が浸出液でLDH (lactic dehydrogenase)が高値の場合,細胞診陰性でも悪性を疑う.
■肺野に異常影がみられない場合は,積極的に胸膜生検を行う.
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