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特集 外来診療における画像診断
胸部単純X線写真
胸水
Plain Chest Radiograph : Pleural Effusion
野村 繁雄
1
1兵庫県立尼崎病院内科
pp.979-982
発行日 1995年11月15日
Published Date 1995/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414901661
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■癌性胸水が疑われた結核牲胸膜炎
患者:88歳,男牲.
1994年3月より高血圧にて近医を受診中,11月初旬より労作時息切れが出現し,胸部X線上霧胸水を指摘され(図1,2),精査目的で当院に入院した.喫煙歴なし.ツ反応陽性.胸水より悪性細胞,結核菌ともに検出されなかったが,ADA 40.2U/mlと高値を示したので結核性胸膜炎と診断し,抗結核薬の投与にて胸水は消失した.
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