Japanese
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特集 臨床医のコモンセンス・2―内科医に必要な他科知識
整形外科
関節痛
Arthralgia
井上 明生
1
Akio Inoue
1
1久留米大学整形外科
pp.948-949
発行日 1992年11月15日
Published Date 1992/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900622
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- Abstract 文献概要
・関節痛を主訴とする疾患,必ずしも整形外科疾患ではない.
・診断から治療を考えるうえで大切なことは,
①単関節の痛みか,多関節の痛みか
②運動時のみの痛みか,安静時にも痛みがあるか
③急性発症か,慢性発症か
・肩,膝関節は単関節痛の訴えの多い関節であるが,これらの関節だけにみられる固有の疾患がある.
・治療に緊急性のあるのは化膿性関節炎で,治療の遅れは,生涯続く身体障害者という後遺症を残す.
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