総合外来
急性腹症としての膵炎―診断と治療
高見 茂人
1
Shigehito Takami
1
1柳原病院内科
pp.712-713
発行日 1992年8月15日
Published Date 1992/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900548
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急性膵炎は,画像診断が向上したとはいえ,その確実な診断法はなく,消化管穿孔など他の外科的急性腹症との鑑別を迅速に行う必要がある.また本症は内科的治療が原則であるが,全身状態・血液検査成績・画像所見を組み合わせ,総合的に,かつ経時的に重症度判定を行い,外科的治療をも考慮する必要がある.
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